「あのね・・・お風呂入る?」 「一緒に入るなら入る」 「し、信じられない、入るわけないでしょ!」 「なら、入らない」 「明日、遊園地に行くんだよ、入っておいた方がいいよね?」 「ヤダ」 「じゃ~寝る部屋、別々にしちゃから」 北沢くんの眉がピクリと動いた。 きっと頭の中で、理性と本能とで戦っているに違いない。 『一緒にお風呂入る』OR『同じ部屋で寝る』