いつもなら北沢くんがニカっと笑って待っていてくれていたはずなのに今日は、一人で学校に向かい下駄箱を確認すると北沢くんは、まだ来ていなかった。


教室へ行き一息つくと美紅に声をかられ作り笑いでごまかしたんだけど目の腫れに気づいたみたい。


「北沢くん心配してたよ」

「うんん・・・」

「あれ、連絡取れたでしょ?」


「う、うんん・・・」


「何かあったの?」


「別に」