出来ないかもしれないけど・・・ そう、あれは夢だって思う事にした。 危うく大切な物を大好きな北沢くんじゃない偽物に奪われる所だったって思えば・・・ 大丈夫、大丈夫、そう心に言い聞かせ何も考えずぼっとしていると寝れたんだ。 そして気づけば朝になっていて、朝ごはんを食べず急いで学校に向かおうと玄関を開け、ため息を吐いた。