チラっと美紅を見つめる。


「あまり・・・拒みすぎると浮気されちゃうよ。北沢くん狙ってる人沢山いるしみたいだしね」


そ、そんな~キス拒んだだけで浮気なんて・・・でも浮気されたら困る。





「どうした?」

お弁当を膝に置き食べていると北沢くんが声をかけてきた。

「凛が冷たいからじゃね?」

美紅の隣に座ってパンをかじっている島くんが、そう言ってくると美紅がコソコソと島くんの耳元で何かを呟く。