そうそう昨日、ニンニク丸かじりしたから口の中臭いのっ」 「試してみる?」 「きょ、今日は遠慮させてください」 北沢くんと見つめあったまま・・・視線が逸らせそうにないけどドキドキする気持ちを抑え「ごめんね」そう言って 上に居る北沢くんの胸に手を押し当て起き上がると何もなかったように、ビショビショになったノートを拭き もう一度勉強を始めたのだった。