椅子から立ち上がろうとした途端、頭が回転しだした。 「え・・・えぇぇぇえええ!?」 「メ、メイ声が大きいよ!」 「だ、だって・・・どうしていつから・・・わけわからないよ!!」 「ちょ、ちょっと落ち着きなよ、取りあえず島くんとの事は、暇な時に説明するから深呼吸して」 美紅に手を引っ張られ椅子に座り深呼吸した。 な、なんて急展開なの?一言も美紅の口から島くんが好きだって聞いてなかったのに。