「メイ見たよ~」
「恥ずかしいよ美紅」


ニヤニヤする美紅を前に椅子に座ると赤くなった頬を隠した。


学校に来ると、もう噂が広がっていて北沢くんと歩くだけでイタイ視線が背中に突き刺さる。


そうだよね・・・学校1イケメンの北沢くんと付き合ってるんだから、これぐらい当たり前。


でも・・・イタイ視線ぐらい平気だよ。だって大好きなんだもん。