「あるから気にするな」

気にするなか~きっと購買のパンでも買うのかな?


それなら大目にお弁当詰め込んでお昼の時一緒に食べようかな・・・


「分かったよ」


急いで甘玉とウインナーに冷凍庫にある野菜おかずをチンして詰め込んだ。



「メイ行こうか」


家を後にすると北沢くんと一緒に学校へ向かう。


一緒に居るだけでもドキドキするのに学校に行って誰かに見られたら、どうなるの?


ニヤリと笑う島くんと美紅の顔が浮かぶ。ど、どうしよう・・・なんて返事しよう。


美紅の、あの顔が思わず顔をぶんぶん横に振った。