「メイ~お友達が来てるよ~」 「ちょっと待って!」 部屋の窓を開け外をみると赤いチェックのシャツとジーンズをカッコよく穿きこなす北沢くんが家の前に立っていた。 き、北沢くん!? ドキドキした心臓を落ち着かせようと胸に手を当てから部屋のドアを開ける 「母さん髪型が決まらないの、北沢くんにリビングで待っててって言ってくれる?」 「え~?北沢くんって・・・あのアンの北沢くんなの?」