3人は家に入ると一直線に、わたしの部屋に向かう。


「あのね...お茶持ってくるから待ってて」


「メイちゃん気にしないで...直ぐ俺たち帰るから」


島くんがそう言うと、美紅がわたしの傍に来て「お茶、一緒に運ぶよ」そう言って一緒に部屋から出ると1階のリビングでお茶の用意を始めた。



「メイ?」
「ん?」

「ごめんね...騙すつもりなかったけど北沢くんが、どうしてもメイに会いたいから連絡してくれって」