「んんん...」

一瞬だった。


どうして、こんな事になっちゃったのかな~

カノジョもいて遊んでるクセに珍しいおもちゃを見つけたから?


からかいたかったのかな~苦しいよ、わたしは好きなのに北沢くんの気持ちが分からない。


「離して!」


ドンと北沢くんを突き飛ばすとボタンの解除を押し振り向きもせず、走って家に帰って行った。