それならメンドクサイ女だって思われないように遠回しに好きな人居るって言ってしまった。 「う、うん」 島くんは、腕を前で組むと「んんん...」と言いながら、わたしの顔をチラっと見つめ 「今日学校が終わったら、一緒に凛の家に行こうか、イヤだって言っても却下。それから...メイちゃんの好きな人ってダレなの?」 そ、それは言えません。