「大丈夫か?」


島元くんは、わたしの傍に近づくと頭をポンポンと撫でた。


これが北沢くんなら嬉しいのに。


「ところでさ~昨日から凛が機嫌悪くて朝電話したらキレ気味で学校休むって言われて

その後、学校終わったら家に来いって言うんだよな...

何かあったんか?って聞いても答えないし一方的にスマホ切りやがって...メイちゃん何があったか知ってる?」