「わかんないよ~こんな歳になって知らない人あまりいないでしょ~」


っうぅぅ
だって
だって


知らないわけじゃないけど説明しろなんて言われたら、恥ずかしくて書けなかったんだもん。


「美紅、一緒に居残りしない?」


「ダメ~今日は早く帰ってカラオケ行くんだ」


「ダレと?」
「隣町の男子校のイケメングループ」


美紅は、嬉しそうに笑った。