「んっなぁ!?」
「ごちそうさま、これピン止めのお返しって事で」


北沢くんは、そう言うと、わたしの手を引っ張り公園のベンチに座って何もなかったようにパンを食べ出した。



そして、わたしは、破裂寸前の気持ちを抑えながら焼きそばパンを食べたのだけど、めちゃめちゃドキドキして味が分からなかった。


ほんとズルいよ北沢くん...。