「嘘に決まってるだろ。だから俺は、お前が好きなの」そう言うと前を向いていた北沢くんは振り向き、わたしの髪をクシャっと撫でた。 「ヤメて~せっかく整えた髪が乱れちゃう」 「誰に見せるの?」 北沢くんは、膝を落とし視線を合わせる。 ドキこんな傍で顔を見られたら恥ずかしくて息が出来ない。 それに...北沢くんがイケメン過ぎて耐えられないよ。