「ごちそうさま」 片づけを終え、ちょっとだけアンちゃん親子とたわむれ気づけば9時になっていて北沢くんは、帰ろうとしていた。 「こちらこそ招待したのに片づけまでしてもらって、ありがと」 「そんじゃ、帰るわ」 「うん」 北沢くんは、靴を履くと帰っていく。 「明後日、学校でな」 「うん」 ちょっとどころか大分嬉しそうに帰っていく北沢くんが可愛い。