チラッとソファーの後ろを見るとアンちゃん親子と北沢くんがたわむれていた。


「北沢くん?」

「あ、悪い、つい可愛くてアンと遊んでた」

「いいの、遊んでくれた方が運動できるし」

「あ~もう鍋片付けるか?」

「北沢くん、お腹いっぱい?」

「メイが作ったんだから全部食べるわ」

「き、気にしないでよ、そんなに食べたらお腹壊すし」

「食べたいから食べるんだろ?」