…私は、現在困り中である。
気まづくて、気まづくて…。

いつもは書かないノートさえも書いている。

…それぐらい気まづいのだ。
爽汰が隣の席だと。





私は昨日、家に帰ってから爆睡してしまった。
爽汰の事を考えないように、勉強を始めたのに始めて五分で寝ていった。

…と思う。

勉強が嫌いなのだから、しょうがない。
まりんとは高城くんのおかげで話せてないし…。

それにしては、授業を受けている自分を褒めたい。
我慢している自分を褒めたい。


…そんな事を思いながらぼーっと窓の外を見ていると…キーンコーンカーンコーン

終わりのチャイムがなった。

はぁ…。やっと終わった…。


やっと気まづい空間から抜けだせる…と思ったのはつかの間。爽汰から話しかけられた。

「なぁ、二時間目。サボんねーか?」

「あっ。う、うん!」


こっちは気まづいんだぞ!
なんて思いながら、一緒にサボる事にした。

ちょうど、ゆっくり話したかったしね!
ちょうど良いや!

ナイスタイミーング!!