「あっ!噂をすれば♪」

「へ?」 

「ほらほらっ!爽汰くんだよ!」

「あっ…。」

「行っておいで!」

「うーん…。いいやっ!」 

「何で?」

それは、分かるでしょ?
まりんさん…。
人がいっぱい周りにいるからですよ?

それに、こんな奴が何で爽汰に話しかけてるの?ってなるでしょ…。

考えましょ?まりんさん…。

脳内でまりんに聞いても分からないか…。 

「なんとなくだよ!」

そう言うと不満げな顔をして、席に着いた。