「あの…さ?
 最初に美愛に隠してた事言うよ?
 実は…高城くん。いや…慎也と付き合ってる
 の。そして、まりんの本当の好きな人は…
 慎也だったの。」

「へ?あ、はい。
 次、どうぞ。」

「それで、美愛が慎也に告白されたって聞いて 意地になって、爽汰くんが好きって言った。
 慎也は、まだ美愛の事好きみたいだけど…。
 爽汰くんが美愛の事好きって知ったからか、
 まりんとつき付き合うって言ってくれた。」

「そうだったんだ…。」

「うん…。
 昨日のWデートは、そういう事があったから 計画&実行された。
 爽汰くんと美愛をくっつけようって事で。
 美愛には、何も言わなかったけど、爽汰くん には、途中でバラしたの。
 最初は、2人とも知らなかったんだよ!」

「そうだったんだ…。」