「…まりんが、美愛を差別し始めたの。
れいちゃんいるでしょ?
れいちゃんとまりんは、小さい頃からすっご
く仲良しで…。
れいちゃんから聞いたの。
小学校の頃、美愛にいじめられたって…。
小学校、れいちゃんとまりんは、違うから。
れいちゃんの言うこと信じたの。
それでれいちゃんの仕返しをしようとした。
けど、それが嘘だと知った。
それでも今更やめる事なんて出来なくてエスカレートしようとした。
その時、亜美がまりんから離れていった。
それで、罪滅ぼしに…。
美愛と親友になろうと思った。」
「…そっか。
やっぱり心からの親友なんて簡単にできる訳ないか…。」
「美愛!でも、今は違う。
まりんは、美愛の事、親友だと思ってる。
本当の親友だと思ってるよ?
近いうちに、この事の話そうと思ってた!
それがこういう形で伝える事になるなんて。
本当にごめんなさい…。」
「いいよ…。まりん。
私だけでも親友って思って良いよね?
これからも親友で良いよね?
最初は、偽りでも…。
最後に本当の親友なら…。」
「うん!良いんだよ!
まりんと美愛は、親友。
今までも…これからも…。」
「まりん…。ま、りん。
ありがとう‥。」
最後は、カフェという事も忘れていた。
二人して泣いていたんだ。
今日、初めてまりんと気持ちが通じた日。
本当の親友になれた日になった‥。