「そういえば、メイは?」

エイリに聞いたら、ちょっと目を細めて俺を見た。

一瞬、なんでそんな目で見られなきゃなんねーんだよ!?と思ったけど、次のエイリの言葉にそんなこと吹っ飛んだ。


「メイちゃんなら、隣のベットで眠ってるよ」

「なに!?」

まさか、あいつの身になんかあったのか!?

慌てて起き上がりながら隣のベッドを見てみると、メイが静かに眠っていた。