メールを送ってきたのは、 お父さんだった。 あまりメールが好きじゃないお父さんから、 メールがきたのは、正直嬉しかった。 From:お父さん ───────── 瞳、久しぶり。 元気か? ───────── そこまではよかった。 その次の一文で私は、 体から一気に、血の気が引いていくのを感じた。