『浅村くん、今日はもう帰ってもらっていいかな?』

『え…?』

『今のはるかに何言っても届かないし、
今のはるかのそばに男の人はいてほしくないの。
それに…浅村くん、
はるかのこと好きだよね…?』

『……すきだよ』

『だったらなおさら。
今日はごめん、助けてくれたのは本当にありがとう
でも帰ってあげて…?』

『…わかった』


浅村くんは、
あたしの部屋に戻ってくると、

カバンだけもって
あたしの家をでていった、