《ベシッ》


『ごめん…やめて…』

あたしの頭をなでようとしてくれた
浅村くんの手を拒んでしまった。

『あ…俺こそごめん、。』

『ううん…逆にありがとう。
でもあたしはもう大丈夫だから。
ごめんね。』

そう言ってあたしは屋上をでた。