確かに久しぶり……


あの時から堤くんとはほとんど話さなくなったし…


まぁ、それまでもあまり話はしなかったんだけど…


同じクラスだし、
話さないといけない環境もあったけど、
全部由佳ちゃんに頼んじゃって、
避けてたから……堤くんを。



あたしを想ってくれる気持ちは
すごく伝わったし、避けてちゃダメだって
想ってはいたけど……


やっぱりあの日を思い出しちゃって…



「…あの時はごめんな…」


「う、ううん…あたしこそ避けたりしてごめん。」



あたしは堤くんの顔を見ることなく、
コンビニを後にした。