愛菜side
総太「僕がお兄ちゃんとパパのかわりになってあげるから。だから僕の家に行こう?」
沖田さんは愛希を優しく抱きしめてこう言った。
愛希は大きな声で
愛希「うん!」
と笑顔でうなずいた。だから私は
愛菜「じゃあ準備しようか。愛希 リュックに欲しいおもちゃ入れておいで。持っていかないのはピンクのゴミ袋に入れてきて」
と言った。愛希は笑顔で
愛希「うん!」
とうなずき部屋へ走って行った。
その時
総太「コホッコホッコホッ」
沖田さんが咳き込んだ。私は急いで近づこうとした。でも
総太「大丈夫です」
沖田さんは私を制した。
総太「すみません。風邪ひいてて移したら悪いと思って」
咳が治まった沖田さんはこう言った。
愛菜side end