沖田 恋が恋仲になり屯所を西本願寺に移した数日後
1863年4月14日(慶応3年 3月10日)
近藤の部屋に伊藤が来た。部屋には
ちょうど土方もいた。
甲子太郎「お話があります」
勇・歳三「話?」
甲子太郎「はい。実は新選組を脱退させていただきたいのです」
勇「新選組を…」
歳三「脱退だと?」
甲子太郎「はい 同志もいます。入って来なさい」
一・平助「はい」
近藤の部屋に斎藤・藤堂 他数名の
隊士たちが入って来た。
勇「な…藤堂くん 斎藤くん」
歳三「お前らも抜けるのか」
一・平助「はい」
一「私は変わらないものこそ信じています。だから伊藤さんについて行きます」
平助「伊藤さんを誘ったのはオレです。
それにオレの初心は尊皇攘夷(天皇を敬い外国の力を追い払う考え方)ですから」
2人は自分の考えを近藤と土方に伝えた。
勇「そうか。分かった」
歳三「2人は夜もう1度近藤さんの部屋に来い。いいな?」
一・平助「分かりました」
土方は伊藤に
歳三「あんたが脱退する理由はなんだ?」
と尋ねた。
すると
甲子太郎「この伊藤 御陵衛士(ごりょうえじ)を拝命したため新選組の脱退を勝手ながら決めさせていただきました」
と答えた。伊藤の発言に
近藤・土方「御陵衛士!?」
2人は驚いた。
1863年4月14日(慶応3年 3月10日)
近藤の部屋に伊藤が来た。部屋には
ちょうど土方もいた。
甲子太郎「お話があります」
勇・歳三「話?」
甲子太郎「はい。実は新選組を脱退させていただきたいのです」
勇「新選組を…」
歳三「脱退だと?」
甲子太郎「はい 同志もいます。入って来なさい」
一・平助「はい」
近藤の部屋に斎藤・藤堂 他数名の
隊士たちが入って来た。
勇「な…藤堂くん 斎藤くん」
歳三「お前らも抜けるのか」
一・平助「はい」
一「私は変わらないものこそ信じています。だから伊藤さんについて行きます」
平助「伊藤さんを誘ったのはオレです。
それにオレの初心は尊皇攘夷(天皇を敬い外国の力を追い払う考え方)ですから」
2人は自分の考えを近藤と土方に伝えた。
勇「そうか。分かった」
歳三「2人は夜もう1度近藤さんの部屋に来い。いいな?」
一・平助「分かりました」
土方は伊藤に
歳三「あんたが脱退する理由はなんだ?」
と尋ねた。
すると
甲子太郎「この伊藤 御陵衛士(ごりょうえじ)を拝命したため新選組の脱退を勝手ながら決めさせていただきました」
と答えた。伊藤の発言に
近藤・土方「御陵衛士!?」
2人は驚いた。