恋の兄たちは『京に上洛する将軍の警護にあたる武士になる』という夢を叶えるために京に上洛することを決めた。 物語はそこから始まる。
恋「兄上!京への上洛 私も同行させて下さい!」
恋は強く言った。
勇「ダメだ。いくら刀が強いとはいえ女子を連れて行くわけには行かぬ!」
近藤も負けていない。
恋「ならば男装いたします。それならばよいでしょう?」
恋のとんでもない発言に近藤は困った。
勇「う〜む。トシ 総司どうしたらいいんだ?」
歳三「別にいいんじゃねぇか?あんたの妹だし 何かあったらオレが守ってやればいいだけだ」
土方が言う。
勇「トシ…」
沖田も言う。
総司「僕も別にいいと思いますよ?京がどれだけ危険かってわかってれば。僕も守りますから」
恋「わかってます!」
総司「いい返事だね。これなら大丈夫だと思いますよ」
沖田は笑顔で言った。
勇「う〜む。しょうがない。同行を許可する」
近藤は渋々と言った 。
恋「本当ですか!?」
恋が聞き返すと近藤は
勇「ああ」
と頷いた。それを聞いた恋は
恋「やった〜!」
と声をあげた。恋は京への同行を許されたのだ。だが恋は知らなかった。
これからあんな運命が待ち受けてるなんてことは……。