どうして好きな人と一緒にいるとこんなにも早く感じてしまうんだろう。

オレンジ色だった空も、気がつけば夜空にかわり星が無数に輝いている。

まるで
シンデレラの物語のように

時間だよ‥
魔法がとける時間だよ‥と。



「今日、星すげー!!‥なっ?」

冬真くんは両手を目一杯広げて
微笑みかけてくれたけど

私が‘時間だ’そう不安に感じたのは

きっと…

こうなることを神様は分かっていたんだね。