「新谷さんと、交替でな」

…。
じゃ、二人ともあんまり寝てないんだ…。

「で、お前ら、何処に行く気だ?」

「あ〜、私たちは、朝ごはんを買いに行ってもいいか、新谷さんに聞きに行こうかと思って」

「それなら、もうすぐ加賀さんが届けてくれると思うぜ」

「加賀さんって、鶴屋の?」

「ああ。だから、部屋に戻っとけよ」

「あ、うん」

すごすご…。
バタッ。
私たちは大人しく部屋に戻った。