「高木っ、そんな言い方をするのはやめろ」

「けどっ!……すみません」

すご…。
高木がビビるほど、一瞬、新谷さんの目が殺気立った。
温厚そうに見えても、新谷さんもやっぱ、桂小五郎の命を受けた、柳沢一族の末裔なのね。
どんなことがあっても『頭』を悪く言う奴は許さないって感じで…、かっこよすぎるっ!ますます惚れちゃうっ。

「じゃ、ここは、知られてないんだな」

「おそらく」