麗「何言ってるの?」

黒龍が絶滅なんてありえない。

迅「もうそろそろ来るんじゃないかな?」

まさか、蓮達…?

バンッ!

蓮「麗!!!」

麗「蓮…」

迅「歴代黒龍のメンバー勢ぞろいか」

蓮夜「母さん!」

麗夜「てんめぇ…」

蓮「威嚇するな。迅、お前の狙いは俺だろ?こそこそ嗅ぎ周りやがって」

迅「ばれてたー?」

蓮「俺とタイマンしろよ」

現役じゃないでしょ…

迅「喜んで」

そうして蓮はあけっなく勝った。

麗夜「強すぎる…」

蓮夜「史上最強…」

蓮「俺に喧嘩売ったらどうなるかわかったか?」

蓮夜・麗夜「はい」

麗「蓮、ほどいて。これ」

私は縛られた手をブンブン振った。

蓮「麗もなに誘拐されてんだよ」

麗「…ごめんなさい」

蓮「ったく。そうやってちょろちょろうろつくから」

何よ…

みんなの大好物作りたかっただけなのに

麗「なら…助けなかったらよかったじゃない!」

私は蓮を押しのけて倉庫から走って出た。

みんな「ー!」

私はその日家に帰らないと決意した。