蓮「まさかそれで不安がってたのか?」
私はコクリと頷いた。
蓮「麗?こっち向いて?」
私は蓮を見た。
蓮「俺は麗に産んで欲しい。てか産んでくれなきゃ困る。家族が増えんだぞ?悲しいことなんで一つもねぇよ」
麗「蓮…」
蓮「次、病院に行く時俺も一緒に行くから。な?」
麗「うん!」
それからショッピングモールに蓮と出かけベビー服を見たりいろいろ買ったりした。
あれから何ヶ月も経ち、私のお腹はだいぶ膨らんでる。
蓮「あっ!麗!それはするな!」
麗「届くから!」
私は椅子に乗って電球を取り替えようとした。
すると蓮に持ち上げられ降ろされた。
蓮「危ないから、俺がする。ていうか麗体重増えてるのか?」
…増えまくりましたよ
麗「だいぶ…」
蓮「軽すぎる」
麗「重いよ!」
そんな小さな言い合いでも私は幸せに感じていた。