「おっ、やっとでたかー。名前は?」

「……朝倉星来です。」





その人をみると、いかにも真面目そうな黒髪ロングのストレートの女の子だった。





そして、それを追いかけるように


「はぁーい」とかったるそうに柊は挙手した。






「おっ、ありがとうなー。
すまんけど、今日学級委員の二人は残ってくれるか?」



「はい」
「だりー……」



本当に正反対な二人だなぁと思い心の中で苦笑した。

こんな二人が学級委員で大丈夫なのかなと、不安に思った。