目を覚ますと何処かの家の中。


今日も犯された。


穢された。


私は涙を一筋流した。


自分の体を見る。


今日も傷がふえた。


近くに散らばっている服を集め着替えた。


「今日も手作りケーキ持って行ったらよろこんでいたわぁ〜!


あなたを売ったお金で買った材料でね、いっぱい買ったのよ?」


振り向くと姫陸がいた。


姫陸は私の髪の毛をグイグイ引っ張り体を蹴りながら、


「流星くんも、もうすぐ姫陸のもの。


綺沙良なんてどこにも居場所はないのよ?」


とクスクス笑う。


「…流星は私の彼氏よ!


わたしは…私はっ!


流星を信じてるんだから‼︎」


「へぇ…じゃあ綺沙良お姉ちゃんが流星くんを信じていても流星くんは信じてるかしら?


明日が楽しみよ」


姫陸は高笑いをして扉の外へ向かった。


わたしは声を殺してなく。


そういえば流星の前で泣いたことないや。


私は本当に流星をしんじてるのかな?


もう…わかんないよ?


流星…。


みんな…。


助けて…!