「……でも、ありがとぉ。楽になった。本当、マッサージうまいよね」

 

「別に…。うまくても、いいことねぇよ。みんなして俺に言い寄ってくるし。しかも、みんな凝ってるから、揉んでるこっちは相当疲れんだよ。」

 



若干、頬を染め、不貞腐れるように言葉を放った。

 



「俺だって凝ってる肩より…」

 



すっと距離を縮められる。彼の魔法の手がブラウス越しに、私の膨らみへと触れた。びくりと体が震える。