あっという間にあたしの家に着いた。
「蓮、中に入って待ってて!
準備とかいろいろあるし・・・」
「あ、あぁ」
蓮をあたしの部屋へと入れた。
服とかは、全部一階の和室にあるから
蓮があたしの部屋にいても大丈夫。
「ただいまー」
「あらー、おかえり、凛花」
あたしのお母さんはいつものように
返事を返してくれる。
「あの、今日ね、蓮のお母さんがお仕事で
家に帰ってこれないんだって・・・
だから、蓮の家にお泊りするんだけど・・・
いい?」
「蓮君の事だから・・・いいよ?
許してあげる」
「やったー!お母さん、ありがとう」