二学期が始まった。
昼休み、まりかは希子に相談していた。
ふと、ある事に気付く希子。
『そーいえば まりか、悠樹くんには、
遥歩くんと別れた事 言った?』
希子の質問に答えようとすると、
『えッ!?まりか、遥歩と別れたの!?
』
ちょうど、側を通りかかった愛美が割り込んできた。
『え…
…うん』
『まじ!?まりか大丈夫!?
なんか私に出来るコトあったらゆってね!』
と言いながら、ほらね!と内心は、
人の不幸は蜜の味状態で…
まりかへの不満も消え去る愛美。
希子は、そんな愛美の裏を感じ、ため息をつく。
そして少し、女同士の表面的な付き合いにウンザリした。
だからこそ希子は…
素直で裏表のない、ついでに明るくて
単純な まりかが大好きだった。
『さっきの質問だけど…
そーいえば、ゆってない…』
愛美が去って、続きを答えた。
『それ、ちゃんと言わなきゃ!
色々相談に乗ってもらったんだから、
報告するのは礼儀だよ!
あと、花火大会の日の事も謝るんだよ!
』
『………うん』
昼休み、まりかは希子に相談していた。
ふと、ある事に気付く希子。
『そーいえば まりか、悠樹くんには、
遥歩くんと別れた事 言った?』
希子の質問に答えようとすると、
『えッ!?まりか、遥歩と別れたの!?
』
ちょうど、側を通りかかった愛美が割り込んできた。
『え…
…うん』
『まじ!?まりか大丈夫!?
なんか私に出来るコトあったらゆってね!』
と言いながら、ほらね!と内心は、
人の不幸は蜜の味状態で…
まりかへの不満も消え去る愛美。
希子は、そんな愛美の裏を感じ、ため息をつく。
そして少し、女同士の表面的な付き合いにウンザリした。
だからこそ希子は…
素直で裏表のない、ついでに明るくて
単純な まりかが大好きだった。
『さっきの質問だけど…
そーいえば、ゆってない…』
愛美が去って、続きを答えた。
『それ、ちゃんと言わなきゃ!
色々相談に乗ってもらったんだから、
報告するのは礼儀だよ!
あと、花火大会の日の事も謝るんだよ!
』
『………うん』