(スゴイ!!西高!
スゴイ!!悠樹!!

ベスト8だよ!?

まじ頑張ったじゃんっ!!)

と、自分の事のように興奮して喜ぶ まりか。


ゴキゲンで、うまい棒にかぶりつく。

(大事に食べてるとはいえ、40本入りだから、なかなか無くなんないなぁ…)

もう1本つまもうと、袋の中に手を伸ばすと、なにか別の物に触れた。

『…なにコレ?』

それを取り出してみると…



プロヴァンスの香水だった。



(え…


えっッ!?

なにコレっ!!?

ウソ!?まさか…


悠樹のサプライズ!!?)

驚きと嬉しさで胸が高鳴る。

(どーしよぅ…

どーしよぅ!

どーしよぅ!!



嬉しい…!
すごく嬉しいよぉ…!!)


胸が きゅぅん と締め付けられる。


そして、悠樹の事を想う…