(あ〜、私も気分転換にサッカーしたいな!

悠樹の自主練に付き合った時、楽しかったもんなぁ…

あん時もなんか、気分転換になったよね…

えっと、賢にぃのコトで落ち込んでたんだ!



え…!?
もしかして自主練も私のためだった!?


自分のペースに巻き込むフリして…
ホントは私を守ってくれてる。

練習試合の時と同じだね。


私ってホント…
なんもわかってない!)

その日を思い返して、切なくなる まりか。

同時に、もう一つの謎の感情に違和感を感じた。



そんな日々の中…

インターハイでは、
西高は、3回戦まで勝ち進み、
準々決勝を戦っていた。

悠樹は、1点決めたものの、
5ー1で大敗の結果となってしまった。

悔しい悠樹だったが、
西高は全国ベスト8入りを果たし、
地元や関係者からは讃えられていた。