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「いやぁ、伊藤さん久しいですな!ささ、美味い酒を呑みながら話を進めて行きましょう!」




「では、少しだけ頂きましょうか」




気づけば近藤さんと伊藤さんだけの世界が出来ていた。



「よお…」




「久しぶりね。皆元気だった?」



「最近琴音がまた長州側に誘拐されて戻って来たところだ」




「……………あの子ってば本当に学ばないわね」




「全くだ。それよりお前、この後何が起こるか分かってんだろ?どうするつもりだよ」




「ふふふ、流石ね。まぁ、御陵衛士が消えてくれたら平助と新撰組に戻りたいと思ってるわよ」



「お前等だったら新撰組はいつでも大歓迎だ」




「ありがとう…」




それから話も弾み、気づけばタイムリミットまで後1時間を切っていたーーーーー…。