「わぁ!!!!!」

「!?」

驚いた顔の母がいた。

「何よ、、起きた瞬間に…」

「ご…ごめん」

「朝ごはんの支度、できてるから」

「はーい」

そう言って母は私の部屋から出て行った。…なんでいたんだ?


それにしても…



「また…あの夢…」




最近、毎晩「あの夢」を見る。
暗闇で何が蹲っていて、
私が抱きしめている夢




でも今日は少し違った。




今まで何も喋らなかったのに、
今日は名前を呼ばれた。

そして

目が見えた