こいつは,こういうことを回りの目を気にせずらくらくと…っ。


でも,そういえばキリアまた背が伸びた?


ブロンドの髪も少し伸びてきてるし。


「…キリア,髪伸びたね」


「そうー?」


「うん」


そういいながらキリアの髪の毛に手を伸ばす。


「ナナー,そういうことするとオトコは勘違いするよー?」


「え?」


ニヤリ,意地悪そうに笑みを浮かべるキリア。


「どういうこと?」


意味が分からずキリアに聞いても,「なんでもないよ」と笑われた。


…なんか,むかつく。