「でね、それだけでは飽き足らず、鼻を!思いきり!!つまんだのよ!!!本当に思いっきり!!!!!」 『……』 「ちょっと美弥!聞いている!?」 『…もう寝たい。切っていい?』 「え!?通話時間まだ2分!」 自宅の玄関をしめ靴を脱ぎ。鞄をあさってすぐさま携帯を出して。 電話帳を開くより先に、既に暗記している信頼すべき友人の電話番号を、キーパットですぐさま入力し発信、今に至る。