そして、ある日近所を散歩していた時のこと。 「あはははは!お前なぁ…」 今の声って… 龍ちゃん!? なんと龍ちゃんが久しぶりにこっちに遊びに来ていたのだ。 でも…今の私には龍ちゃんに声をかける資格なんてない。 あの日ちゃんとお別れ言えなかった癖に今頃会ったって… そんな気持ちが頭をグルグル回り私は龍ちゃんの姿を見ることなく家に帰った。