キミが手を伸ばすから






何を言ってるのだろうか…





気に入ったって…





この私を?





傷だらけで、痣だらけで、フラフラの





こんな姿の私を?





「なんですか、それ。新手のナンパかなんかですか?私にナンパするなんておかしいんじゃないですか?」










「ははっ、ナンパと受け取るのかぁ~華奈子ちゃん可愛いなぁ~」






か、可愛い!?





私、可愛くないし…






それにさっきから先輩、私のこと華奈子ちゃんって!!






「馴れ馴れしく名前呼ばないでください」






これじゃあ、また明日も虐められちゃう…






早く、この先輩から離れなきゃ…





私はこんなことしか考えていなかったんだ。











でも、先輩は…




航先輩は違ったんだね…。




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