ぶつぶつ呟いてるわんこを放置して私だけ教室へと向かった。


放置されたわんこ、もとい蒼空はというと.....



「もう!海ちゃんは何であんなに無愛想で毒舌なんだろう?

どうやったらオレを見てくれるかなぁ~?」



海が去って行った方向を見つめながら呟いた。


・・・どうやら猫を被っていた、犬のようだ。