さて、これくらいかね?少し前の私の話は。

今は学校の校門でコケたわんこの処理をしなくては...



「さっさと立ってくれないかね?私が学校に遅刻するのだが」



「海ちゃん....オレ、彼氏だよね?

もっと優しくしてくれないの?」



うるうるの目で上目使いにわたしは弱いのだ。

それで何度騙された事か。だが今日は騙されないからな。




「彼氏だからって何?私はめんどくさいのが嫌い。と言ったはずだが?

それが分かってて付き合ったのだろう?」



「そ、そうだけど....」



あーもう!また負けじゃ!

コイツには一生勝てない気がするのは私だけかの....